三島茂司 三島喜美代 二人展

会期|2018年3月24日(土) – 4月15日(日)
会場|MEM map
営業時間|12:00-20:00
定休日|月曜休廊 [月曜祝日の場合は営業し、翌日休廊]
電話|03-6459-3205
三島喜美代アーティストトーク|3月24日(土) 18:00〜 参加無料
*トーク終了後にオープニングレセプション開催

三島喜美代は、1950年代より独立美術協会に属し、当初具象の作品を発表していました。その頃、後に夫になる三島茂司(1920-1985)に巡り会い、その出会いのなかでお互いさまざまな啓発を受けながら制作を続けます。三島喜美代の仕事はそこから大きく舵を切り、抽象画からコラージュの作品に発展していきました。三島茂司は戦前は伊藤継郎、戦中より吉原治良に師事し、主に新制作展で作品を発表。当初より半具象、抽象画を手がけ、60年代後半には白に白、黒に黒というミニマルな抽象画に展開していきます。茂司は同時にアトリエモンターニュという画塾を友人と経営しており、自身の理念に基づき作品を指導していました。哲学にも造詣が深くさまざまな観点から喜美代の制作を啓発、励ましたといいます。
本展は1963年に京都のギャラリー16で二人展を開催して以降、久々の二人展として、当時の絵画作品を展示いたします。