三島喜美代展
会期|2020年3月14日(土) – 4月12日(日)
会場|MEM map
営業時間|12:00-20:00
定休日|月曜日 [祝日または祝日の振替休日は開廊し、翌日休廊]
電話|03-6459-3205
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、予定しておりましたオープニングレセプション、アーティストトークは中止といたします。
ご参加を予定されていた皆様には誠に申し訳ございません。何卒ご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
三島喜美代が長年取り組んできた作品の主題は、高度産業化社会が生み出す膨大な製品、日用品と情報媒体が生み出す「ゴミ」、そして処理能力の限界からそれに飲み込まれつつある現代の社会、その結果としての環境破壊と生態系への影響などに関係があります。陶で制作された本物と見紛うばかりの新聞や果物の箱などが三島作品として有名ですが、陶のみならず鉄、パラディウム、金などの金属材質、セメント、煉瓦、高熱で産業廃棄物を処理することで生まれる溶融スラグなど、様々な工業素材を使った立体作品とインスタレーションにその本領があります。
本展では、三島が長年アトリエに寝かせていた産業廃棄物やそれを加工した素材等で構成される新作のインスタレーションを中心に展示いたします。