三島喜美代展『Early Works』

会期|2017年10月5日(土) – 11月7日(日)
会場|MEM map
営業時間|12:00-20:00
定休日|月曜休廊 [月曜祝日の場合は営業し、翌日休廊]
電話|03-6459-3205

[アーティストトーク]
日時|10月7日(土) 18:00〜
会場|MEM
参加無料
*対談終了後、オープニングレセプションを開催

三島喜美代は、1950年代より絵画を制作。60年代に入ってから絵画のなかに和洋雑誌、新聞等から記事や広告等の印刷物をコラージュする作品に移行。その後シルクスクリーンやエッチングなど様々な技法を模索し、1970年代初頭より陶に新聞記事を転写する彫刻作品を作り始める。新聞記事や広告、飲料水の缶、漫画雑誌、電話帳、大型産業廃棄物等日々消費されては捨てられる「ゴミ」を陶の立体作品にするのが三島の代表的なスタイルになっていく。
本展では、当時の平面から立体へ移行するプロセスを追うように、初期の油彩とともに、自身が撮影した積み上げられた新聞の写真、そこから制作された銅版画、そして80年代の新聞の大型立体作品を展示。また、ファウンド・オブジェで制作された立体コラージュともいうべき80年代半ばに制作された貴重な立体作品を加え、三島が、様々な技法や媒体を自由に行き来しながら、独自の視点で現代社会に対峙してきた60年代から80年代までを考察する。