卓上のバルコネグロ

卓上で生命を与えられ、振動し、ざわめくものたち。
森村泰昌が1985年にゴッホの肖像を発表する直前に取り組んでいた初期の静物写真シリーズです。
《卓上のバルコネグロ》と題された50点程の写真は、殆どがテーブル上あるいはアトリエの小空間に、身の回りの小道具や立体作品を入念に配置・構成し撮影したものです。また最初期のセルフポートレイト作品も何点か含まれています。
後の美術史のシリーズにも通じる綿密な画面構成や、手作りのオブジェ・小道具等森村作品の原点が凝縮されています。


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