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北辻良央『遊女が時鳥』

2004年5月8日(土)〜6月5日(土)

press release

近年日本や西洋の神話・歴史のさまざまな要素を自在に彫刻作品や素描、版画に取り入れ独自の世界を作り上げてきた北辻良央。今回は大阪近代の俳人蕪村を隠しテーマに、自然と人間の関わりとそこから生まれる神話や伝承をテーマに新作を展開します。

作家コメント

漁者と樵者は、海(湖、川)と山(森、林)の自然との対峙によって収穫を得る。耕者は自然を利用し、稲作によって収穫を得る。又、漁者・樵者と耕者の様にも言える。

嘗て、大坂へ下る俳人は、舟上から「若竹や橋本の遊女ありやなし」という句を詠んだ。嘗て、京を終の栖とした画人は、露地奥の庵で数多の「山水画」を描いた。

遠い昔を思う今日と明日に思う遠い昔の中で、東雲の山影を紙に写し、西海に浮かぶ人影を木に刻む。そして、野にある私は、耕者でありながら漁者にも樵者にもなる。

北辻良央

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