3:小松浩子 後編 作品と言葉、建築資材と身体の関係などについて

小松がインスタレーション作品のなかで配置する写真プリント、テレビモニター、ヴィデオプロジェクションなどの映像媒体は、複数の空間と時間を混在させる。フィルムを使用することは、イメージと物質が重なることを意識することに繋がる。

小松が展覧会会場の中で展示するテキストと、作品との関係は、それぞれ独立しているようで、関連している。ただアーティストステートメントのように、直接的に関わることはなく、制作衝動の不思議や、作品と言葉の関係について言及するなど、ある主題を巡って執筆されている。

死が見えにくい都市での生活と、工業地帯にお墓や斎場があることが多い。そして、建築資材の規格と人間の身体サイズの関係について。

参考書籍
ジャン・ジュネ『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』現代企画室、1999年。
イヴァン・イリッチ『脱病院化社会』晶文社、1998年。

協力:金村修、岡田翔、大谷能生
作家ウエブサイト:https://komatsu-hiroko.com

https://mem-inc.jp/artists/hirokokomatsu_j/

https://mem-inc.jp/2021/01/19/210221ocularinversetransgression/