モノとコトとイメージをめぐって

会期|2024年11月2日(土)-24日(日)
会場|MEM  map
時間|13:00 – 19:00(Art Week Tokyo期間の11月7-10日は10:00–19:00)
定休|月曜日 (月曜日が祝休日の場合は開廊し、翌平日休廊)
電話|03-6459-3205

展示作家|石原友明、大西茂、音納捨三、北山善夫、迫幸一、アントワン・ダガタ、田島二男、津田洋甫、中山岩太、本田健、三島喜美代、森村泰昌

 

「もの」と「こと」は、日本語での思考をかたちづくる重要な概念と言われる。美術作品も、このふたつの言葉を巡ってつくられると言えるだろう。「もの」は「空間のある部分を占め、人間の感覚でとらえることのできる形をもつ対象」、「こと」は「思考・意識の対象となるものや、現象・行為・性質など抽象的なものをさす語」と国語辞書にはある。それぞれに「物」「者」、「事」「言」と漢字を当て嵌めることで、より深い思索の森が広がっていく。そこへさらに「イメージ」という言葉を加え、立ち現れてくる新たな風景がある。展示作家の一人である大西茂(1928–1994)は数学者としての研究と同時に、実験的な写真作品や墨による抽象画を制作した、異色の表現者。瀧口修造やミシェル・タピエら評論家とも交流しながら独自の実践を続けた。本展では「モノ」「コト」「イメージ」をめぐる表現を、大西を含む複数のギャラリーアーティストの作品を通して紹介する。

 

本展はArt Week Tokyoに参加しています。
バス停 [C6]より徒歩2分
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