北山善夫 新作絵画展

1月23日(土) – 2月20日(土), 2010
MEMにて
open hours: 11:00-18:00
月曜、日祝休廊

展覧会内容
北山は、建築に大規模な作品を設置する彫刻家として活動する傍ら、90年代半ばより大版の鳥の子紙に黒インクで描く平面作品を制作し、その作品は高い評価を得ています。MEMでは「図像説(歴史)」展以来、二度目の個展です。本展では、北山の絵画作品の変換を辿る企画として新作と旧作(1986年に発表したもの)を二期にわたって展示いたします。

北山善夫 略歴
1948年 滋賀県八日市市に生まれる。現在、京都府亀岡市在住。

80年代より、ヴェネツィアビエンナーレ、カーネギーインターナショナル展、インド・トリエンナーレ等の国際展に多数参加。特に、竹や和紙を用いた大規模な彫刻作品が幅広く紹介され、建築プロジェクトにも取り組む。90年代半ばより、大判の鳥の子和紙にインクで描く平面作品を展開。粘土の彫刻をもとにした「偶像図」や、宇宙の曼荼羅図ともいえる「宇宙図」等に取り組み、近年では豊田市美術館の個展、アジアンアート・バングラデシュ・ビエンナーレにて紹介される。2008年、上海のワールド・フィナンシャル・センタービル90階に15mの彫刻作品を設置し注目をあつめた。