本田健

1958年山口県長門市に生まれる。現在岩手県遠野在住。20代に3ヶ月間ヨーロッパ各地を巡った後、岩手県の遠野に定住、日本の山水を描こうと決める。1990年代より「山あるき」と題するチャコールペンシルで描いた一連の作品を発表。本田は遠野の里山をときには10時間以上歩きまわるといい、山を歩く行為と描く行為が強く結びついています。そこで遭遇する光景が作品の主題になり、極めて緻密に仕上げられる表現でありながら、ときには全長8m近い大作として展開されます。人と時が作り上げてきた風土というものを、あえて画家の自我や個性を排除してありのままに写し出すことを試みてきた。
本田作品は今まで岩手県立美術館、熊本市現代美術館、ミネアポリス美術館、ドローイング・センター(ニューヨーク)等、国内外美術館で紹介されている。


Exhibitions

「うろ つき」
2014年5月17日-6月8日

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「ゆきつき」
2017年4月1日-30日

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「水のおちつき」
2019年11月29日-12月22日


Works

Further readings
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