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谷原菜摘子展 「まつろわぬもの」

会期|2019年10月15日(火) – 11月10日(日)
会場|MEM map
営業時間|12:00-20:00
定休日|月曜日 [祝日または祝日の振替休日は開廊し、翌日休廊]
電話|03-6459-3205

アーティストトーク / オープニングレセプション
日時|10月19日(土) 18:00 〜
ゲスト|中井康之 (国立国際美術館学芸課長兼副館長)
会場|MEM
参加費|無料
*トーク終了後にオープニングレセプション開催

 谷原は絵を描くとき、通常のカンヴァスの代わりに黒いベルベットの布をパネルに張り込み、油彩をベースにときどきスパンコールやグリッター等を使用して独自の世界を展開する。塗り残された部分はベルベットの漆黒の闇になる。谷原の作品のなかに出現する異界、悪夢、幽霊、妖怪、怨念、憑物、暴力等はこの世界の裏側に平行して存在するもうひとつの現実として丁寧に描かれている。本展の題名について、谷原は「・・・まつろわぬものとは大和朝廷が成立しようとした頃、激しく抵抗を続けた民族のことである。従わないもの、恭順しないものという意味」であり、自分が描いているものはまつろわぬものたちの物語であるという。まつろわぬものたちは、世の中の暗い道、暗い場所でしか存在できないものたちであり、そのものたちの物語世界を絵画で綴るのが自身の仕事であるという。谷原は、このような存在に対する共感をもちながら共に生き、絵画を描き続けている。
 谷原菜摘子は、京都市立芸術大学美術研究博士課程在学中。2015年第7回絹谷幸二賞受賞。2016年VOCA奨励賞受賞。2017年五島記念文化賞新人賞受賞。本展は谷原の東京での初個展である。