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アントワン・ダガタ展『corpus』

会期|2017年7月15日(土) – 8月13日(日)
会場|MEM map
営業時間|12:00-20:00 
定休日|月曜休廊 [月曜祝日の場合は営業し、翌日休廊]
電話|03-6459-3205


[関連映画上映会]
アントワン・ダガタ監督映画『ATLAS』(2013) 会期中の週末、土日に上映予定
*詳細は後日発表

アントワン・ダガタは1961年フランス、マルセイユ生まれ。1983年にフランスを離れ、10年間ヨーロッパ、中米、アメリカなど世界各地を放浪。1990年ニューヨークのICP(国際写真センター)でラリー・クラークやナン・ゴールディンから写真を学ぶ。1991年から92年、マグナムのニューヨークオフィスにて久保田博二らのアシスタントとして働く。93年にフランスに帰国後、家庭を持ち、生活のため4年ほど写真から離れるが、その後活動を再開し、取材のほか、写真展の開催や多数写真集を出版する。1998年に最初の写真集『De Mala Muerte and Mala Noche』(不貞な夜)を出版。2001年には2冊目の写真集『Hometown』を出版し、ニエプス賞受賞。その後も出版を重ね、2003年に『Insomnia』(不眠症)、『Vortex』(渦)の刊行と併せて個展”1001 Nuits”を9月にパリで開催。他に、『Stigma』(2004)、『Manifeste』(2005)、『agonie』(2009)など多数出版している。2004年には最初の映像作品『El Cielo del Muerto』を制作し、この時の体験が東京で撮影した長編作品『Aka Ana』(2006)へと繋がっていく。同年、『Insomnia』(不眠症)で第20回東川賞・海外作家賞を受賞。2004年マグナムに参加。2008年より正会員。2005年以降は出版と併せて展覧会も開催し、2012年デン・ハーグ写真美術館(オランダ)、2013年ル・バル(パリ)、MuCEM(マルセイユ)、Forma(ミラノ)などで発表している。2013年アルル国際写真祭で『Anticorps』が写真集賞受賞、日本語版「抗体」(AKAAKA)も出版される。

本展題名の「corpus」はある情報(とくに言語資料)が集積された総体の情報を指す。
本展覧会では、『ATLAS (アトラス)』の上映を中心に関連の写真作品と、作家のいままでの自画像を集めた100点の小さいプリントによるインスタレーションで会場を構成する。

[関連映画上映会について]
ダガタが監督した三作目の映画『ATLAS(アトラス)』は、2013年に完成し、2014年にエジンバラ映画祭で初めて上映され売春やドラッグをテーマに密着撮影した内容が話題を呼ぶ。今回が日本では初の上映となる。世界のさまざまな場所(バンコック、プノンペン、ムンバイ、パース、パリ、サンフランシスコ、東京他)で出会った女性たちの多言語による内省的で静謐な語りと、彼女達が過ごす売春やドラッグに満ちた地下世界の情景から紡ぎ出される約4時間にもおよぶ映像詩である。