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坂上チユキ展「陽性転移 第二章: 青い小品集」

会期|2017年1月14日(土) – 2月5日(日)
open hours|12:00-20:00
closed|月曜休廊 [月曜祝日の場合は翌日休廊]
tel|03-6459-3205

本展は前回開催した「陽性転移第一章」の続編にあたる。陽性転移という心理学用語は、元々人の気持ちがある動きをすることについての用語である。坂上は本シリーズを、本来の意味での陽性転移、つまり、誰かに思いを寄せたり、気遣ったり、思いやったりするポジティブな心の動きを念頭に置きながら制作している。
今回は青いインクのみを使って雁皮紙に仕上げた作品であるが、そのうちの大きいサイズの8点には「我らを試みに引き賜わざれ」というキリスト教の主祷文の一節から引用されたタイトルがつけられている。坂上の作品は無数の線と点の集積であるが、画家としてひとつひとつ筆を置き描く行為が、祈る行為と重ね合わされているという。この祈りのことばとともに、いまは亡き愛鳥ヤナーチェカが、抽象的に入り組んだ画面のなかに織り込まれている。